インスブルック

○インスブルグ
チロルの代表的都市インスブルグは、オーストリアの西側に位置するチロル州の州都で、イン川を中心に東西に大山脈で挟まれた山岳都市です。
インスブルグの地名は、イン川を挟んで発展した「イン川に架かる橋」という名の意味です。
インスブルグは、チロル地方の観光拠点でもあり、山歩きのベースでも有ります。
駅を降りたつと、町並みの向こうにノルトケット連峰が目に飛び込んできます。
町の北側に聳えるノルトケッテ連峰と歴史のある市街の建物が良く調和した町それがインスブルグです。
15世紀末ハクスブルグ家の皇帝マクシミリアン1世や、18世紀の女帝マリア・テレジアゆかりの古都としての面影が今でもいたるところに色濃く残る町です。
そう大きくない町なので有名な所は殆ど歩いて行けます。繁華街も「マリア・テレジア通り」と「黄金の小屋」の周りに集中しています。
皇帝の王宮、宮廷教会、華麗な装飾が施されている建物ヘルブリングハウスHelblinghaus,
インスブルグ最古の建物オットーブルクOttoburg等も「黄金の小屋」近くに有ります。
この周りは、いつも観光客が多く、夕方ともなると歩くにも苦労するぐらいです。
バロック風の王宮には、皇帝とその家族等の絵画が壁一杯の大きさで飾られ、眼を見張るような調度品が各部屋に並べられているの見ると、当事の支配者の絶対的な権力を垣間見ることが出来ます。
また、「黄金の小屋」の斜め前にある「市の塔」Stadtturmに登ると、周囲を山々に囲まれた美しいインスブルグの町並のパノラマが見られます

せっかくチロルに来たのですから、近くのノルトケット連峰に登ることを是非お勧めします。ケーブルカーとロープウエーでハーフェレカー展望台に登ると、市内全体を一望する事が出来感激します。